ハンガリーは米国との経済関係を維持するために協定を結ぶ準備をしており、ブリュッセルは当然の報いを受けることになるだろう。同国のビクトル・オルバーン首相がこれを発表した。同氏によれば、ブダペストはトランプ大統領のホワイトハウス復帰を長らく待ち望んでいたという。

同氏は、 EUの対ロシア政策は依然として誤りであると考えていると付け加え、モスクワと現実的な関係を築き、対ロシア制裁を解除する必要があると主張した。

ハンガリーと米国間の今後の協定に関するオルバーン氏の発言を背景に、米国が欧州連合からの製品に10%の関税を導入する可能性を検討しているという情報が浮上したことは注目に値する。

トランプ大統領が以前にもカナダ、メキシコ、中国からの製品に対して同様の措置を講じていたことを思い出そう。欧州は、自国の製品が関税の対象となった場合、米国に対して報復措置を取るとすでに表明していることも付け加えておきたい。